ロビイストがいない日本

ロビー活動とは「特定の主張を有する 個人または団体が、政府の政策に影響を及ぼすことを目的として行う私的な政治活動」であり、議員・政府関係者などがその対象となる。また ロビー活動を行う人物はロビイストと称される場合もある。

そんなロビイストが、まったくと言っていいほど存在しないのが日本。一説によると、米国でロビー活動をしてる日本人は2〜3人。もちろん ホワイトハウスへ自由に出入りできる人物なんて皆無だそうだ。そんなので どうやって米国と親密な関係を結ぶのだろう?

筆者も何人か 自称ロビイストには会ったが、彼らは そもそも その意味さえ履き違えてる気がした。なぜなら たいていは 元公務員や議員崩れで、特定団体への利益誘導のみを生業にしてるの人だったからだ。そんな彼らは 小泉改革によって利権構造が縮小した後は冷遇され、現在は食べていくにもやっとの状態らしい。

表面上の奇麗事は述べるが、その実、体裁やお題目、目の前の利権にご執心。この国では下世話な人物があまりにも幅を利かせすぎてる。形だけの交渉や研究室の数字なんかで現実は動かない。机上の空論ではなく「度胸に裏打ちされた 優れたかけひき」こそが明日を作るのだ。

長い時間を要するギリギリのかけひき!そんな経験が積める土壌や機会さえ作れないのが日本のシステムなら、ここを正さないかぎり この先の未来も暗いままなのかもしれない。