桜満開!仕事も山積み

桜が満開である! 日課の散歩で どこの公園を訪れても春のおとずれを実感できるようになった。

土曜の夜から連日続いた 以前の顧問先との宴会もやっと終了。それとともに、また仕事の山になってしまったが、これも毎年のこと。もう数年前にすべてアドバイザーは辞退したのだが、機会あるごとに呼び出されては、ここぞとばかり何かと依頼されるわけである。ここ2〜3日でオファーを受けた案件だけで、引き受ければ報酬は軽く億を超えるのだろうが、やはり どれもやる気がわかないものばかりだ。ここ10年ほどで仕事を引き受けたものといえば、企業研修や個人コンサルを除いたら、全部 外資系に限られている。さらにいえば、商社と金融関係以外に国内企業と直接関わったことも皆無なのだ。理由は、こちらからアプローチしての結果もそうだし、相手先から依頼されたものについても、どれも現実性に乏しいか、5年も持たないような事業だったからである。

ビジネスの骨子は準備9割。そのために、日頃から 豊かな想像力と空想力を磨いておかなければらない。荒唐無稽なイノベーションを胸に抱き、未来を面白がるくらいの遊び心がなければ、いつまでも後発に甘んじることになるだろう。ソニー・パナソニック・トヨタともに、以前は デファクト・スタンダード企業だった。それがいまや見る影もない。企業の真価とは、何かを流通させたり、より安価で使いやすい製品やシステムを提供することだと勘違いしてるのかもしれないが、じつはまったく逆である。自ら作り出した市場やマーケットさえ壊すくらいの勢いをもち、つねに新しいイノベーションの実現へと邁進するのが事業である。それができなければ、きっと 企業の存在意義さえなくなってしまうことであろう。

依頼を受けた20ほどの案件に対してのアドバイスと提示は数日でまとめてしまうつもりだが、おそらく実行には至らないと思う。彼らがその意味に気づくのは 早くて数年先であろう。今はない未来へ向けて、プロジェクトを実行に移すのは彼らのほうであり、こちらが説得してやってもらうことに何の意味もないのである。なぜなら、できない要因とは、すべて相手の都合であり、こちらの問題ではないからだ。ゆえに、筆者はいつも ただアイデアを提示するのみである。このアイデアこそが最も価値があり、高価であることを彼らはまだ知らない。日本在住でいる意義も 年々なくなりつつある気がする。