人生は真剣な遊び

美空ひばりの「愛燦燦」や布施明の「シクラメンのかほり」大ヒットドラマ「俺たちの旅」の主題歌などで知られる 作詞作曲家の小椋 佳氏がインタビューで 「人生とは何ですか」と問われて「真剣な遊びです」と答えていた。さすが言葉のプロ。素晴らしく的を得た表現だと思った。

彼はあれだけの大ヒットを飛ばした後も 銀行マンを辞めず、第一勧銀の浜松支店長や本店財務サービス部長を務め、銀行を退職後も、東京大学文学部哲学科に学士入学したりと、少し変わった経歴の持ち主だが、人生観についても独特のものを持っているのだろう。小椋 佳という芸名も、法律の勉強で学生の時に滞在した村に「小椋」という姓が多かった。後に妻となる当時の恋人の名前の一字が「佳」だったことからきているらしい。まさしく人生を通して 真剣に遊んでいるなぁという感じだ。

人生は けして軽いものではない。しかし、人が言うほど重いものでもない。だから笑い飛ばすくらいでちょうど良いのかもしれない。むしろ真剣がすぎて、悲壮感を漂わせるのも考えもの。聞いた人を嫌な気分にさせるだけなら、初めからやめておいたほうがよい。所詮あれもこれも過ぎたこと。しつこく思い出さない限りは、すぐに忘れてしまうに違いない。短い人生、真剣に遊ぶくらいでちょうどよいのではなかろうか。

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