トヨタ自動車の新技術

トヨタ自動車が交通事故の軽減に向け「駐車場などでアクセルとブレーキを踏み間違えても壁にぶつからずに止まったり、高速走行時の追突事故を防いだりする」最新の安全技術を公開した。ペダルの踏み間違いによる事故は年間7千件程度起きており、特に駐車場内で多い。この新技術は、高齢者や運転に不慣れな人がアクセルとブレーキを踏み間違えても、音波で車の前や後ろにある壁などの障害物を検知して 警報を鳴らすとともに、自動でブレーキをかけたり、エンジンの出力を下げたりできる。

かつてトヨタ自動車はアメリカで「いわれなき裁判を起こされ」ずいぶん叩かれた経緯がある。この技術を成しえたのは、なんとか その轍を踏まないように努力した結果だろう。しかし、やはり面白くない。理由は下記の動画を見ていただければ すぐご理解いただけると思うが、時代はもはや【自動運転車】なのだ。こうなってくると主導権を握るのは、自動車メーカーではなく、グーグルのように地図などのインフラも含めた総合システムを有する情報産業であろう。

前回アップした Googleグラスや3Dプリンターなど【既存産業を根底からひっくり返してしまうようなイノベーション】が次々生まれている昨今。そろそろ経済のテッピングポイントも限界点に達してきたようだ。不景気が長引くと皮肉なことに新技術の開発速度も速くなるが、これはトヨタお得意の改善なんかで払しょくできそうもない。もっと視点を変えて、経済の根本原理に立ち返り、デファクト・スタンダードを目指さなければ企業の行く道は照らせないだろう。

徹夜が続いたのもあってか、ここ数日は酷い体調不良に陥っていた。20代の頃には 疲れたなんて感じた覚えがないが・・・これは年齢のせいだけではないとの確信がある。年とともに 何事にも興味がなくなってきたことが最も大きな要因なのだ。しかるに、企業人たちは変わりゆく未来を一切見ていない。「今の延長もしくは 少しずつ変化する世界」を勝手に想像している。だが そんな現実離れした方々と 時をともにするほどつまらないものはない。よって健康状態も自ずと維持できなくなるというわけだ。

しかるに、事実や現実ほど面白くてワクワクするものがあるだろうか? 人は妄想を希望と呼んだりするが、むしろ人生をつまらなくしてるのは、そんな想像のほうではなかろうか。変わりゆく環境に【楽しさを見出して積極的になるのか? それとも不安を感じて思考を停止するのか?】 成果を挙げ、結果を導き出せるかどうかは、その二者卓越にかかっているような気さえする。経営者に限らず 個人にとっても、自分に都合の良い未来だけを見だしたら、それでもう終わりである。