自民圧勝! 選挙は結果がすべて

衆議院選挙は自民党の圧勝で幕を閉じた。自公連立で3分の2以上の議席を確保できたから、これで政治も少しは前に進むだろう。また 東京都知事選は 猪瀬直樹さんの大勝。東京都民としてまずは一安心だが、いずれにしても民主党政権の混乱から、以前の状態に戻っただけで 何も解決されてないことに変わりはなさそうである。今のところ 新政権はおそらく25日ごろ誕生で すぐさま組閣を終え、年内に来年度予算編成の道筋だけでもつけるとの見方が有力だ。

それにしても、みんなの党と維新の会にはもう少し期待したのだが、終わってみれば、やはり橋下氏の読みの鋭さだけが際立った印象だ。比例の得票だけみれば、みんなと維新の合計は自民党に匹敵する数になっていた。つまり、橋下氏が提唱したように みんなの党が維新へ合流さえしていれば、もっと飛躍的に議席を伸ばせたわけである。筆者は試験に受かることよりそうなってからがどうか?を重要視する。だから、そうなる方法は不問と考えるのだ。つまり、選挙選の戦い方など どうでもよくて、要は議席を得てから いかに成果を挙げるか?である。政治が数で決まる以上、議席が確保できなければ、どんなにご立派な理想を掲げたとしても何ら意味はないだろう。

ゆえに、どんな手を使っても何をしても・・・それが法律にふれないかぎり、成果のためには自分の意志など横に置いておくことが必要だ。もちろん それぞれ言い分はあろうが、政治も経営も結果がすべて。明治維新にお互いを敵視しあっていた薩摩と長州が、討幕という目的のためにあらゆる確執を捨て手を握ったように・・・勝って官軍!それはどの世界においても言えることである。次の参院選までには、ぜひ我を捨てて、維新は民主だろうが未来だろうが取り込んで、自民に対抗できる二大勢力にまで成長してほしいものである。もしも それで野合になって、民主党のように後から分解するようなら、もとから何もできなかっただけのことだ。数も足りず、まとめる事も出来ないなら、どちらにしても初めから存在意義なんてなかったことになる。

見渡したところ、財政帳簿の複式簿記化による行政の自立。財源・権限移譲による地方の自立。そして競争原理を持ち込んで国民の自立を促せるのは維新しかないだろう。自民党が既得権益重視の護送船団方式なら、それに対抗する政党は 民主党やその他の党のように、国民の政府依存を助長するものであってはならないと思う。本来の二大政党制とは、全体としての戦略的行動によって国を支えるか? それとも 国民一人一人の自立による底上げで国や地方を鼓舞していくのか? この二社卓越を迫るものであってしかるべきだと思う。どのような依存が好ましいか? そんな他人事では、国民不在の選挙がいつまでも続くだけではなかろうか。