年末に向けて・・・物事には時期がある

過去の記事を少し読み直してみた。よくも毎回 こんなにむずかしい事を・・・と自分でも思うが、アクセスをみてると、どうやら 毎日ご覧いただいてる方も多くいらっしゃるようだ。本当にありがたいことである。まずは御礼を申し上げたい。さて、今年もそろそろ終わり。2012年もじつにさまざまなことがあった。その点では今年も大いに楽しめた気がする。

10年ほど前に、オーナーや経営者からはすべて退き、さらに数年前には 長年勤めた複数の企業顧問もやめさせてもらったわけが、じつはそこには明確な理由があった。10年前はちょうど産業の過渡期。当時は「いま現存するマーケットは やがて全部なくなってしまう」と考えていた。だから【既存の経営体系なんて、さらに伸ばしても やがてそれらはなくなるもの・・・ゆえに やるだけ罪だし 何の意味もない】と思っていたのだ。ほどなく、このカンは すでに現実のものとなりつつあるが。

そして、数年前といえば 民主党が政権を取った時期だ。多くの顧問先には「ここから2、3年は 経営的に寝ていなければ仕方ない。」と伝え、体力の温存や新しいサプライチェーンの構築にいそしむべきとしていた。もちろん 内部留保や証券を海外へ移すなどは会計士やブローカーたちの仕事であって コンサルタントの業務ではないから、しばらく顧問を降りさせていただくのは当然と言えばそれまでの話であったろう。仕事もしないのに非常勤役員相当の顧問料をいただくなんて どれだけ残留を望まれてもできっこないのである。

そういう意味では、円高や長引く証券不況、外交の失敗など おおかたの未来予測は的を得ていたわけだが、少なくとも 自民党に政権が戻ったので、これでちょっとやりやすくなるのは間違いないだろう。しかし、やはり 日本経済はここ数年が勝負であり、大きな分かれ目ということに変わりはない。いかにシフトする準備を行うかが重要・・・ここ最近、経済と関係ないことばかりやっていたので、なおさら そう思う次第だ。

来年は 多くの企業が少し息を吹き返してくるだろう。ゆえに一年間くらいは、最後のご奉公くらいの気持ちで協力するつもりでいる。しかし、もはや長く現況を続けるつもりはない。徐々に軸足を海外へ移しながら、日本のことを片づけていくというのが指針となるはずである。守りは面白くない! 来年も楽しめるよう いつも攻めていることが大切だ。しかし物事には時期がある! ここを見間違わないよう つねに冷静と情熱の狭間で、クレバーな積極性を持ち続けてゆきたいものである。