相次ぐ脱獄 世界的にテロ警戒の8月

パキスタンやイラク・リビアなど、少なくとも 9ヶ国の刑務所が相次いで襲撃にあい、犯罪者数百人が脱獄した。フランスの国際刑事警察機構(通称 インターポール)によると、この一連の襲撃には「国際テロ組織アルカーイダ関与の疑い」があるそうだ。

8月はテロ事件が多い月。今月7日には、98年におきた『ケニア・タンザニアの米国大使館 襲撃事件』が15周年を迎える。先に米国の国務省は「テロに関する 多数の情報を得た」として、イエメンやリビアアフガニスタンなど、計21の在外公館を一時閉鎖すると発表していた。そこに加えて、また この脱獄騒動・・・欧州各国も大使館を閉鎖したり、渡航に注意を呼びかけるなどの動きを加速させている。

 仕事柄、商社の知人も多い。彼らはけっこう国際事情と無関係に動いたりする、安全より仕事優先の人たちだ。これから渡航するトラベラーに対しては、たとえ本人に情報がなくとも、旅行会社やビザ関係がブロックしてくれる公算が高い。懸念があるとすれば、在住者や すでに仕事で滞在している方々であろう。「無理せず、できれば一時帰国を」と願うばかりだが、こういった報道を耳にするたび、日本の高い安全性と、世界では何が起こっても不思議じゃない事実を思い知らされることになる。