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シリア空爆に向け 米英など最終調整

オバマ政権は「シリアのアサド政権が化学兵器を使用した」と断定。シリアへの軍事介入に向け、同盟国と最終調整に入った模様だ。米軍はすでに巡航ミサイル搭載の駆逐艦4隻を地中海へ配備済みで、いつでも空爆を開始できる状態にあるらしい。

 過去にいくつかオファーはあったが、断り続けてたので、中東には滞在したことがない。だから詳しい文化や内情はわからないが・・・一連の出来事の背景に 経済が絡んでる事だけは誰にでも察しがつくはずだ。大国の威信や思惑だって、元をただせば 経済問題へと辿り着く。つまり、化石燃料の産出や輸送ルートをめぐって、弊害が出れば出るほど 原油価格が上昇したり、交渉における優位性が ある程度担保されたりするわけで・・・それぞれのシナリオによって、いわゆる善・悪も同じようなところから作られたと推測されるが、そういった現実は「いったいどこから活動資金が出ているのか?」とシンプルに問えば、つじつまもあってくるだろう。

ただし、経営においても そのような作為は、徐々にエスカレートしてゆき、収拾がつかなくなるのがお決まりのパターンだ。そして、最後は力技で どちらが強いかを競うことになるのだが、そのようなやり方は勝っても負けても 双方にしこりを残す結果しか生み出さないと思われる。しかるにアラブの春に端を発した 各国の民主化運動も、米国のシェールガス産出と無関係ではなかろう。化石燃料産出国の価値が軒並み下落してゆく実情と、それを留めたい側との内情が交錯し、これら地域で紛争が勃発するのは 早くから予想されていた事態である。ゆえに問題の根はもっと深くて、じつはきわめて浅い 下世話なものかもしれない。

理由や背景はどうであれ、こうなってしまった以上 シリアは行くも戻るも四面楚歌。欧米諸国の「こんなばすでは・・・」という心の声が聞こえてきそうだが、それだっていつものこと。同じような事象を何世紀も前から、手を変え品を変え繰り返している。いずれにしろ、被害を被るのは こういった利権とは無関係の人々だ。紛争の規模・期間・被害状況などが最小限で済むよう祈るばかりである。