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『ジレンマ番外編』  田原氏と古市氏の対談

昨夜、Eテレの『ジレンマ番外編』という番組で、田原総一郎氏と古市憲寿氏の おじいちゃんと孫ほど年の離れた 二人の対談を観た。経済・憲法・戦争という重い話題から、人生観や恋愛に関しての身近な事まで・・・じつに興味深く拝見させてもらった。

とくに 田原氏の人柄。ようするに その正直さには驚かされた。「僕は嘘は言わない。本人の目の前以外で批判はしない。」と前置きした上で「これからどうするの? 何をするの?」「彼女は? 結婚はしないの?」と迫られるのだから、古市氏がタジタジになるのも当然だろう。

二人に共通していたのは「国には頼れない」という見解だ。そしてまた「40代以上の人もお互い信頼できない」との事のだが、その理由としては「彼らは高度経済成長やバブル期を経験してるがゆえに、目指してるのが 夢よ再び。経済復興のみだから」ということらしい。つまり、そのような実現不可能なものをいまだ目的にして生きてる人たちより、まったくそれらの経験がない若者のほうに期待したい! というわけだが・・・これにはたいへん共感できた。筆者も実際、政財界の方々に接してみて、そう感じざるを得ない実感があるからだ。

もちろん、お金がなければ生きてはいけない。しかし、もはや豊かさの頂点を極め、成熟国の仲間入りを果たした日本の目的が、そんなちゃちなものというのはいかがだろうか。田原氏は その答えとして、哲学を挙げていた。その思いは ブログにも綴られている 『田原総一郎 公式ブログ』 田原氏の凄味はどこから来るのか? それは「人間は何のために、そして、いかに生きるべきか」への追求をあきらめてない。この一点に尽きるような気がしたのである。