医療法人「徳洲会」に公選法違反容疑

昨年12月の衆院選における 医療法人「徳洲会」グループの公選法違反が浮上。傘下病院の職員を運動員として派遣した際に、報酬を負担した疑いが持たれている。

これを聞いて、すぐに思い起こすのが、民主党 鳩山政権時代の普天間基地移転問題。当時、県外移設のキーマンとして、病床の徳田虎雄理事長が連日メディアに登場していた。つまり、誰もが想像したのは『自民党関係者が民主党と近しい関係に・・・その対応策として、忘れた頃にやり玉に挙げられたのでは?』という構図である。

真意はわからないので、それはともかくとして、中央政権だけでなく「地元の実力者が失脚した数年後、関係者が一斉に粛清される」なんて光景はずいぶん目にしてきた。こういったことは、企業内でもよく見られる事象だ。よって何らかの既得権益や組織に寄りかかる生き方は、つねに不安がつきまとうものである。そういう方々は往々にして 極端に意固地になったり、強権的になったりするが、やはり いろいろ怖がってるからこそ そうなるのではなかろうか。

こういったスキームから逸脱するには、常日頃から公私を分けて、それぞれに独自なスタンスを確立しておく必要があるだろう。とかく経営者は 個人を組織に埋没させてしまいがちだが、それは間違った姿勢に感じる。思い切った方策を打ち出すには『思いきれるだけの環境づくりも大切』 企業や組織から離れても、自立できる術をあらかじめ用意しておく事は、自律につながる。ゆえに結果として、これは企業や組織のためにもなるのだ。組織人にとって重要なのは自立ではなく、むしろ自律。そして、それを成し得るための方策ではなかろうか。