ソフトバンクの孫正義氏がひさしぶりの注目発言

ソフトバンクの発表会で、久しぶりに孫正義氏が公へ姿を現した。ツイッターの更新が一ヶ月以上 止まっていて、世間では体調不良か? と心配されていたが・・・それはたんにツイッター自体に興味をなくしていただけで、相変わらずの元気な姿を見せてくれるとともに、いくつかの過激発言も聞かれた。

 2.5GHz帯周波数の追加割り当てが、KDDIグループのUQコミュニケーションズへ内定した件については、総務省へ怒り爆発。「天下りとの癒着行政に他ならない。訴えることも考えるが、そうすると、どうせまた執拗な嫌がらせが始まるので・・・思案中」と発言したが、これだけ本当のことが言える経営者ってそういまい。

また「もっと楽にアプリが作れて、皆が自由に売れるOS」を目指して、韓国のサムスン電子やインテルなどが開発中のスマホ用OS【第3のOS~Tizen(タイゼン)】に関しては「NTTドコモは導入を決めているが、我が社は興味なし」とし「少しくらいは扱うかもしれないが、それらが主流になるとはとても思えない」と述べた。つまり、どれだけ開発がしやすくなろうと『売れないスマホのためにアプリを作るプログラマーなどいない』との判断と受け取ったが、筆者もそう思っている。

「ひとことTwitterにつぶやくと、次の僕の手が皆に想像されてしまう」と本人もコメントしていたが、コンサルタントからみても、孫氏の発言が未来を予見するための有効なツールであることは間違いないわけで、この稀代の経営者の発言や動向は、自身の予測が正解かどうかの指針にも成りえるのだ。今回の件でいえば、今後・・・ツイッターがどうなるのか? スマホの未来は? といった事象に答えを得るに十分なものだった。

「実は皆さんにはまだ言えない驚くような手をいくつか考えていて、いま種を仕込んでいる最中。『誰々と合った』とか、『今日どこどこにいる』とつぶやくだけで動きを読まれないかなと心配になって、ついついツイッターでつぶやけなくなっちゃった。」 どうやら、もはやスマホではなく、次のツールへ手をかけてるようだが、それは IT関係なのだろうか? それとも もっと大きなインフラ? 興味は尽きないところであるが、そのような予感を感じさせる 久しぶりの登場であったことだけは確かだ。やはり彼のような経営者が公に姿を現さないと面白くない。