読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ネルソン・マンデラ氏の言葉

「自由への歩みは容易ではない。自由に通じる容易な道が存在しないことは分かっている。たどりつくには、死の影の谷を何度も通り抜けねばならない。だから、我々は一丸となって共に行動しなければならない。」これは、先日お亡くなりになられた ネルソン・マンデラ氏の言葉だ。彼は自由を得る難しさについて何度も語っている。自由とは それほどまでに困難なものであり、何の努力も行動もしない者が軽々しく口にできるような代物ではないのだろう。

「生まれながらにして肌の色や出身や宗教を理由に他人を憎む人は誰もいない。憎しみは後から学ぶものであり、もし憎しみを学ぶことができるなら、愛することも教えられるはずだ。愛はその反対の感情よりも、人間の心にとって自然になじむものなのだから。」 マンデラ氏は度々教育の重要性を説いた。学んで憎しみを身につけたなら、愛を学ぶことも出来ると・・・筆者は性善説を信じている。人は学んではならない事を学び、学ぶべきものを遠ざけているような気がしてならない。

「監獄で27年も過ごせば人生は無駄になったと人は言うかもしれない。だが政治家にとって最も重要なのは、自分の人生をかけた理念がまだ生きているかどうか、その理念が最後には勝利しそうかどうかだ。」 民族融和には許しが必要だった。よって、彼はアパルトヘイト下で起こった さまざまな許しがたい行為について、できるだけ罪を問わないよう働きかけた。27年も投獄された彼が許していたのだから、いったい他の誰が、そういった政策に対し不平不満を口にできようか。ここに自らが身を持って行動して示すことの力強さを感じずにはいられない。

今日行われたマンデラ氏の追悼式には、日本の皇太子さまをはじめ、オバマ大統領やブッシュ氏・クリントン氏などの歴代米大統領らも参列。世界100ヶ国近くのトップが参加する過去最大規模の式典となった。自由と教育・・・そして哲学。彼が掲げた真実が永久に色あせないことを願うばかりである。