サイバー戦争 「目には目を」の時代

「コンピューターウィルスの発信源へウイルスを送り込んで攻撃する」 他国から政府機関がサイバー攻撃を受けた場合“自衛権を発動”して、発信源に対してウイルスを送り込むなどの反撃能力保有を持つことについて、政府が本格的な検討に入った。

米国と連携して巧妙化するサイバー攻撃への抑止力を強化する狙いで、まずは来年3月に自衛隊内へ「サイバー防衛隊」を発足させるらしい。ただ実際にこれを実行すれば、不正アクセス禁止法へ抵触する恐れもあり、法的課題を慎重に協議する必要があるとの事だ。

政府レベルのサイバー戦争でなくとも“度重なる自宅や職場PCへのウィルス混入”という事態に辟易している方も多いのではなかろうか。とくに あまりパソコンに詳しくない団塊世代以上の間では「PC上での振り込み詐欺」も横行してるみたいだし・・・そういった経験がある方は「逆探知して相手のサーバーごと再起不能にしたらいいのに」なんて考えたことが一度や二度はあるかもしれない。

かくゆう筆者にも大昔の話になるが、ウィルスを拡散させてしまった苦い経験がある。IT空間のみならず、リアル空間でもお金欲しさの詐欺行為や八つ当たりにやっかみなどは後を絶たないが、自制を呼びかけて下火になるほど世の中は甘くない。「目には目を」も時には必要なケースだってあるだろう。

もちろん、そういったシステムが民間まで降りてきたところで、こういった行為はなくなりはしないが、少なくとも愉快犯だけは何の得もないのに、そんな危ない橋は渡らなくなるはずである。抑止か攻撃か? 判断は難しいところだが、少なくとも何らかの対策をこうじるための議論だけは不可欠に思われるのだが。