読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

新型万能細胞STAPと理化学研究所

独立行政法人理化学研究所が『X線自由電子レーザー SACLA』に続き、またすごい功績を残した。万能で多能性を持つ新型細胞STAPを発見し、その研究経過を英国の科学雑誌『Nature』へ発表したのだ。

STAP細胞のすごさとは何かを簡単にいえば・・・これまで「植物なら細胞の再生は可能でも 動物では絶対に無理だ」とされていた通説を覆し 「動物細胞でも再生は可能」と証明してしまった点にある。報道では “科学のわからない放送関係者たちが取材したものをそのまま流しているだけ” なので、詳細については、理化学研究所のHP【体細胞の分化状態の記憶を消去し初期化する原理】を、是非読んでいただきたいと思う。

もちろん この成果は少し想像力がたくましい方なら「今後の医療や美容だけでなく、教育・経済。はたまた世界の国のあり方や宗教観まで根底から覆してしまう可能性も秘めている」とすぐに理解できるだろうが・・・それにしても、いくら才能があるとはいえ、わずか30歳の若い女性研究者 小保方晴子(おぼかたはるこ)さんに研究ユニットのリーダーを担わせた理化学研究所のほうも大したものである。

理化学研究所は、1917年(大正6年)に創設された【日本で唯一の自然科学の総合研究所】だが、2003年にノーベル化学賞受賞者 野依 良治(のより りょうじ)氏が理事長へ就任してから大きな変革を遂げたように感じる。(それまでは阪大や東大の教授たちがトップだった) 優秀な指導者の理念があれば、若い研究者は間違いなく伸びてゆく。このSTAP細胞の研究成果も・・・他の大学だったら「古株の教授に横取りされていたかもしれないなぁ」なんて下世話な勘繰りをしてしまうのは筆者だけだろうか。これからも 日本が唯一誇れる独立行政法人(かもしれない?)理化学研究所から目が離せない。