ラスムッセン症候群で右脳を摘出した少女たち

『難病により右脳を全摘出してなお、奇跡的な復活を遂げた少女の物語』が、昨日テレビで放映されていた。

ラスムッセン症候群』と呼ばれる“自己免疫システムが誤作動して、脳の細胞を次々傷つけてゆく原因不明の難病”にかかった米国在住 3歳のキャメロンちゃんは、一日10回以上襲ってくる てんかん発作に悩まされていた。主に10歳以下の子供に発症するとされる この病の治療法として選択されたのは、なんと手術によって脳の半分を摘出するというものであった。当然、左半身や視力に障害も出たが・・・懸命なリハビリテーションにより、今ではそのほとんどが回復をみせ、てんかんも根絶。友達とも遊べるようになり、将来はバレリーナに! との夢を語るほどの意欲もみせ始めたそうだ。ラスムッセン症を知っていますか?

このような症例は他でも発表されている。同様の症状にかかった8歳の少女クリスティーナさんも右脳の摘出手術をしたが、現在はボーリングや車の運転もこなし、成績トップで高校も卒業しているとの事。ザ! 世界仰天ニュース

「幼い子供だったからで大人には到底無理」はたしてそうだろうか? 脳障害の後遺症から復帰を果たした方はたくさんいらっしゃる。しかしそれが一時的ショック症状だったのか? 梗塞などの壊死だったのか?についての明確な線引きはなされていない。それどころか、何が違ったから差が出た!という研究さえ皆無の現状だろう。

いずれにしろ、脳の代償機能があることは アルツハイマーの例を出すまでもなく明白な話である。こんなに科学がすすんだ世の中で、いつまで非科学的かつ門切り型の医学常識が横行し続けるのか甚だ疑問だが・・・こういった事は、医療のみならず、才能とか能力といった教育分野にも広く応用されるべきだろう。しかし事実を認めない認識の不備がいまだ経常化されてるようでは その先へ辿り着くのも至難の業に思える。

参考: キッセイ薬品工業「脳の大きさと知能」 縁処日記「脳の機能は何歳からでも向上する」