まずは知る事。そして知ったら訂正する事。

人には知らない事がたくさんある。よって「人間の認識能力にも自ずと限界が出てくる」のは当然だ。従って「まずは知る事。そして知ったらすぐさま訂正する事。」が重要で、そういった姿勢こそが向上心を養うことにもつながってくる。

けれど世の中、なかなかそう簡単にはいかないものだ。もともと人は、主観的で独断的・断定的かつ恣意的な生き物だからである。つまり、その時の感情に左右されて、何も吟味せず、独りよがりな判断を下してしまう。これが人間なのだが「のちにその判断には必然性も論理性もない」とわかっても素直にはなれず、相も変わらず気ままで自分勝手な様を装い続けてしまう・・・これもまた人なのである。

もちろん責任なき立場なら、そのほうが楽なのは間違いない(そうでない人にも、気ままな方が多いので困ってしまうのだが) ただ・・・「そもそも経営者とかリーダーというのは、そういった方々の批判にさらされる職種である」ことを忘れてはならないだろう。糾弾なら山のようにされる。しかし、それが誤解だと明らかになったところで、べつに何かの待遇が変わるわけではない。むしろ結果をあげるのは当たり前だが、失敗については これでもかと罵倒されるものである。

よって「世のため・人のため」は方便と知るべきではなかろうか。純粋さもある意味で美しいが、それは同時に現実から逸脱していることでもあるのだ。すべては自分のため。そうでなければ成果のため。となるのだろうが、これが結果として世のため・人のためになるだけである。いずれにしても、媚びる必要なんてどこにもないし、気に病むことなど何もない。大切なのは、溜飲を下げるために行われる過去の検証ではなく、未来のみであり、可能性や希望を追求し続ける事なのだから。