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未成年の喫煙と飲酒黙認で神奈川県警が33人書類送検

“未成年の喫煙・飲酒を黙認した”として、神奈川県警が 小売店の店主・従業員や保護者など33人に対して書類送検を行った。「喫煙と飲酒は健康に影響し、さらなる非行や犯罪に結び付く恐れがあるので、警鐘を鳴らして規範意識を醸成するために実施した」そうである。もちろん『未成年者喫煙禁止法』などがあるので【今は・・・】当然の処置に思えるし、それに従うべきであろう。しかし【未来に】おいても、これが正しいかどうかは誰にもわからない。世の中には「禁酒法はやめます」「イラク大量破壊兵器はなかった」なんて手のひら返しも日常茶飯事だから、本当の意味での未来なんて個人個人の想像の中にしかないのである。

しかるに数十年前までは「やがて化石燃料はなくなる」とか「人口爆発で食糧危機が来る」というのが世間の常識だったし、学校でもニュースでも、どこもかしこもそう言っていた。けれど現在、そんな現実はどこにもありはしない。それどころか最近は「技術がすすんだので、化石燃料が永遠に尽きる事はありません」なんて声高に述べる学者さえ現れてきている。このように、時代につれて真実なんていつも変わってゆくものだが、それにしても こういった風潮が生み出したのは、右肩上がりの原油・天然ガスの価格高騰だけ。喜んだのは資源産出国と欧米メジャーで、あおりを食ったのは消費者となるが、こと経営に限定して言えば、むしろ世の常識など信じないほうが身のためである事のほうが多いのものだ。

「人と同じではシェアを奪い合うしかない」が、他と異なることを最初に始めて、のちにそれらが常識になればアドバンテージを得られる。これをデファクト・スタンダードと呼ぶのだが、本来は人も企業も ここを目指すべきなのは言うまでもないだろう。したがって、シェア争いや他者との競合は、それができない故の代替え手段にすぎないわけで・・・むしろそんな代替え案を王道と勘違いしてしまうことこそが最も恐ろしいのではなかろうか。「今のセオリーは未来の非常識になりうる」 よって、ビジネスは「今の常識を一切排除し、自らの手で調べた事実のみを積み重ねながら、大胆なオリジナル未来予測を立てて、自らがその道筋の元となれるようアプローチしてゆく」ことに尽きる。自立の先の自律とは、他や世間の言う事に付き従うのではなく、自らの描いた未来を唯一の規範として生きる様を指すのだから。