インターネットバンキングの不正送金事件

インターネットバンキングの不正送金が止まらない。『IDやパスワードを盗まれた口座は わかっているだけで約1万3000件』にのぼり、とうとう警視庁が、三菱東京UFJ・三井住友・みずほ・ゆうちょ・楽天などにネットバンキングの停止を要請した。

以前から知り合いには “盗まれることを前提” にして『ネットショッピングで使用するカードの限度を最低額へ設定し直すよう促してきた』が、予想通りになってしまった。企業の場合は、業務の関係もあるので、システム・人ともに、セキュリティーを強化してゆくしか 今のところ手はないと思われる。

しかし、このような犯罪が出てくることは十分予測できたはずだし、暗号化の脆弱性は、そこへお金をかけて 随時刷新・進化させるのを怠ってきた企業側の責任とも言える。問題が起きればおきるほど「変わらぬことを由とする 既得権益保守」の言い分がまかりとおるものだ。『役所機能をIT化しての公務員大幅削減や、現物のお金をインターネット取引へ変更してのアンダーグラウンドマネー消滅』なんて未来は、こんなことでは夢のまた夢かもしれない。