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南シナ海でベトナムと中国の船が衝突

南シナ海で、ベトナムと中国が争っている。事の発端は、中国が南シナ海西沙諸島海域で石油掘削作業を始めたことによるものだ。お互いの国の船舶による衝突や放水などが絶えず・・・現在、現場海域では、中国側が軍艦2隻を含む86隻、ベトナム側が約30隻を展開しており、にらみ合いが続いている。

しかし、ベトナムはなかなか手強い国だ。長年のフランス植民地時代を脱し独立。1965~75年のベトナム戦争では、大国アメリカに対して徹底抗戦を挑み勝利。1979年の【中越戦争】にいたっては、カンボジアのみならず中国さえも撃破している。

ちなみに中越戦争とはカンボジアポル・ポト政権がベトナムへ侵攻して崩壊した際、カンボジアを支援する中国がベトナムへの懲罰行為と称した軍事侵攻を開始したが、わずか一ヶ月足らずで撤退した戦争である。

「脅しには屈しない。勝つまでやる。」ベトナムという国にはそんな気骨さえ感じられる・・・よって、この紛争は安易には決着をみないだろう。ASEANと緊密な関係を構築中の安倍政権は、ベトナムから船舶の提供や援助を依頼されたようだが、今後はいかに対応してゆくのか。尖閣問題を抱える日本の対応が注目される。