変わらぬ事を由しとしない生き方

若い頃から「なぜ、あえて仕事やファッションなど、生活全般をそんなにコロコロ変えるのですか?」とよく問われる。「じゃあ、どうしてあなたはいつまでたっても同じなのですか?」と逆に訊きかえしたい衝動にもかられるが “世間は変わらぬ事を由とし、継続性あるものを尊ぶ” のだから、そんな会話をしても仕方ないだろう。むしろ「変えるのは、仕事や装いだけじゃないよ。住むところだって、頭の中身だって、つねに変えたいと思ってるんだ」なんて答えたりしてるが・・・たいていは意味不明といった反応をされるだけである。

人はつねに『自らが想像する範疇へ相手を押し込めたがる』が、その理由は簡単で・・・そのほうが都合よいからであろう。筆者は、誰かのいう事や世間の常識より、科学や哲学を信じるがゆえに、相手や社会の好みには従わず、事実のみを指針とするよう心がけている。健康や生きがい・魅力といったものも 変化=進化に応じて創出されるなら、変わらぬ事=退化は滅するだけの運命。したがって、変わらぬ自然がないように、自らもこれに応じて変わるのみだ。

小難しいことは抜きにしても『変わらない』って、そもそも面白いのだろうか? 楽しくないのはわかりきっている。いずれにしろ、これからもひとつの事にこだわらず(執着せず)ありとあらゆる事象を経験してゆきたいものだ。せっかく生まれてきたのに、作られた前提へ縛られてるなんて、いかにももったいない話に思えてならない。