猛威を振るうエボラ出血熱

西アフリカでエボラ出血熱が猛威を振るっている。世界保健機関(WHO)の発表によると、死者は1日時点で887人にのぼり、疑いを含めた感染者も1603人と急増中だ。おもな発症国は、ギニア・シエラレオネリベリア・ナイジェリアなどで、非常事態を宣言したり、学校の一時閉鎖や国境封鎖などの緊急対策がとられている国もある。

元々 エボラウィルスは、汗や血液などの体液を通じてしか感染しないのだが、現地では、遺体に触れて死者を弔う習慣もあり、これが感染を拡大しているとの報道もある。また、感染した人が発症し始めるまでに3週間もあるので、その間に他者へうつる可能性もあるそうだ。一部には、人道支援活動中の米国人医師と女性の二人が感染し、本国へ搬送されて治療を受けているとのニュースや、西アフリカでは根も葉もないオカルト的なデマも流布していて、海外の支援者を妨害したり、石を投げつけたりする光景も見られたと言うが・・・いずれにしろ、これは前例のない規模の拡大であり、今のところ終息する見通しも立っていないとのことである。

それにしても、中国のペスト同様、今回のエボラについても、積極的に報道する国内メディアは皆無に感じられた。同様に、朝日新聞慰安婦問題も、テレビ局の主要報道番組ではスルーされてた印象がある。(朝日放送報道ステーションでさえ、まったく報道なし。古館キャスターの隣には朝日新聞のコメンテーターが控えていたにもかかわらずである) 

新聞やテレビは、もちろん たいてい60代以上の方がターゲットだから、何もしなくても、あと数十年もすれば、勝手に衰退していってしまうのだろうが、それにしても、メジャーメディアの有り様は年々ひどくなる一方ではなかろうか。もはやネットでしか重要な情報がひろえない世の中になりつつある気がしてならない。