ローソンが「介護コンビニ」へ

コンビニ大手のローソンが『介護が必要な高齢者を支援する』新たな事業展開を発表した。介護事業者と提携して、ケアマネジャーを常駐させながら、さまざまなサービスを提供してゆくらしい。

筆者も関わっていた当時の「コンビニエンス・ストア創世記のビジョン」は着々と現実のものとなりつつあるようだ。小さな店舗でありながら、銀行・郵便局・チケットの購入から、公共料金の振込および荷物の受け渡しまで、生活全般に対するマルチ・ステーションの役割を果たすことが以前からの目標であった。

今回の介護事業も、その本懐に基づくビジネスモデルだが・・・これと同時に、古い体系は、徐々にその役目を終えてゆかねばならないとも感じる次第だ。必要もないのに存続し続けるものを既得と呼ぶが、それはもはや弊害にしかならないだろう。『世の移り変わりに対して、つねに先んじて転身し、進化を遂げてゆく』のがコンビニなら、これと逆行する“生き残り戦術”は、つねに消えゆく定めでしかないと思われる。