安倍政権の成長戦略『カジノ構想』に厚労省がNO

観光立国を目指し、やっと重い腰を上げた日本。海外からの観光客も右肩上がりで増え始めたが、安倍政権成長戦略においては、さらなる成長をめざして『カジノを備えた統合型リゾート構想』なんかも打ち出された。

しかし、必ずしも官僚らの意見は一枚岩ではないようだ。厚生労働省などはその代表かもしれないが、先頃、彼らは『ギャンブル依存症の疑いがある人は、推計で536万人に上り、これは成人全体の4.8%、男性に限ると8.7%にあたる。これは世界的にみても特に高い数値だ』とのデータを発表している。

もちろん、いまどき「統計なんて、その取り方で結果が大きく左右される」のは誰でも知ってる事。よって、ここに意図があれば・・・データなんて いくらでも操作できるのは言うまでもないが、問題は『こんなデータごときが少なからず結果へ影響を与える』といまだ信じてる、官僚たちの現実離れした感覚のほうではなかろうか。

もしも何かを仕掛けたいのであれば、もう少し高度な手法を駆使してもらわないと困ってしまうが、おそらく「こんなんじゃ通用しないし、世界に後れを取るよね。先が思いやられるなぁ~」と感じていらっしゃるビジネスパーソンも多いはず。マーケットは日々進化している。いつまでも古典的でいいわけなどないはずだが。