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映画「プロミスト・ランド」 マーケットに善悪なし

映画「プロミスト・ランド」を観てきたが、上映中はずっとデジャブを見せられているかのようで・・・20代の頃を否が応でも想い出さずにはいられなかった。なぜなら、この物語はフィクションではなく、当時の自分自身そのまま。リアルな現実の写しにも思えたからである。

そもそもマーケットなんて世界は、まさしくこのとおりで・・・よく言えば エンターティメントであり、悪く表現すれば 騙しと詐欺の横行だ。けれど、それが仕事である以上は、そこに善悪など存在しない。したがって、こういったビジネスの真の姿を理解した上で、それでも続けるか? はたまたやめてしまうか? これとは異なる手法を駆使して、さらなる新しいマーケットを作り出そうとするか? は、個人の好みや選択次第のような気もする。

ただ、もしも これから経営者やビジネスの最前線で生きることを望むなら、是非とも一度は観て「こういう世界もありなんだ」と、頭の片隅に留めておいたほうが良いかもしれない。自らがいくら清廉潔白を求めようとも、まわりはそうではない・・・むしろ、たいていの現実社会は、こちらのほうが近いはずだからだ。

しかるに、選択とは、正も負も知ってはじめて出来るものであろう。両方知らなければ、それは選択とは呼べないに違いない。よって 正だけみて、負を避けてばかりでは何も選んでないのと同じことになる。片目をつむっていては、世間の半分しか知らないことになりはしないか? もしも幸運にも 一生 縁がなかったとしても、このような現実がそこに存在することだけは確かである。