読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ファミリーマートとサークルKサンクス統合か?

コンビニエンスストア業界『ファミリーマートとサークルKサンクスの統合話』が進んでるらしいが、これは・・コンビニ拡大期に全体のマーケットへ深く関わっていた筆者としてはいかにも興味深い出来事である。

業界3位のファミマと4位のサークルKは、ともにユニーグループの傘下で、もし両社が統合されれば、店舗数は業界1位。売り上げは2位になるはずだ。今後は、ブランドの一本化や経営効率化などで、王者セブンイレブンへの追随を目指すのだろうが、ここには懸念材利用もある。セブン傘下のヨーカドーや今回のユニーも含め、近年のスーパー事業が軒並み不振に陥っているからだ。

この統合話もずいぶん以前からくすぶってたが、今まで実現しなかった背景には、ユニー側の保守体質が挙げられていた。今回の統合が結実したのもアナリストたちの間では、大株主である伊藤忠商事の圧力によるものでは? との見方がもっぱらで・・つまり頼みの綱は「伊藤忠商事の調達ネットワークを共同で生かす点」に尽きるわけで「ファミマが不振のユニーを抱え、どう成長していくのかが見えづらい」との声も根強い。

2014年の主要コンビニの売上高は、全店ベースで前年比3.6%増で10兆円に迫るが・・新規店舗をのぞく既存店ベースでは前年比0.8%減で3年連続のマイナスであり、コンビニ業界は総店舗数が5万店をこえて「飽和状態」との指摘もなされている。

さて、コンビニ産業もこの辺で終焉を迎えるのか?(どんな産業にも寿命はある)それとも、更なる革新を経て、新たなスキームへと移行してゆくのか? いずれにしろ、この業界が転換期を迎えている事だけは間違いなさそうである。