パラオの国旗に込められた意味

戦後70年・・・太平洋戦争の戦没者慰霊のため、天皇皇后両陛下がご訪問された 親日パラオ。この国の国旗の由来にはさまざまな説がある。

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公式には「背景の青は、パラオが広大な太平洋に位置することを。黄色の円は、収穫や年中行事などに重要な役割を果たす月を表す」とされてるが、ここには他の説もあり「月は、日本の国旗 “日の丸の太陽” と対をなす友好の証。月は太陽の光で照らされるものだから『月が中心より若干左に寄ってる』のは、日本に対する畏敬の念の表れ」といった解釈もあるのだ。

ただ、これはあくまで非公式のものであって、パラオ政府による 日本の国旗との類似性に関するコメントは一切ないし、ここに至るには『さまざまな圧力があったのでは?』との憶測もあり、真意のほどは明らかにされてないのが現状である。

日本では、あまり自らの境遇や権利・義務などを殊更に主張しないのが美徳とされる。どんなに理不尽かつ苦しい事があっても耐えて忍んで・・それでもこらえきれずに滲み出てくる 深い悲しみにこそ心打たれるものだが、今回の慰霊でも、やはり そういった日本人らしさに感銘を受けずにはいられなかった。

なぜか? ここに人として最も美しい崇高な姿があるからに他ならないが・・もしもパラオの人々が、今の日本を訪れたらいったいどう感じるだろうか? 少し不安である。損得なんてどうでもよいものに ご執心の有り様は、きっと彼らを失望させるに違いない。奥ゆかしさはリスペクトの証であり、それは、おもてなしや “わびざび” でも同じ事。お互いがお互いを尊敬し、敬いあえるのは無条件ではないはず。やはりこれは、敬われるだけの資質があってこそのものに思えるのだが。