エコキャップNPO ワクチン代寄付せず

ちょっと前に、ペットボトルのキャップを集めてリサイクルにまわし、世界の子どもたちにワクチンを届ける運動を進めていた「NPO法人 エコキャップ推進協会が、1年半前からワクチン代を寄付していなかった」ことが話題となった。

こういう事が起きてくると『非営利と言いながら、人件費や経費はしっかり取ってるじゃないか』なんて話もよく聞かれるが、そんなのはユニセフだろうと他の団体だろうと同じではなかろうか。

もちろん大規模でなければ、関わる方全員が完全なボランティア! なんてところも多々あるわけで・・ならば問題は、運営費を計上してるのか? 手弁当でやってるのか? ではなく、そこに「善意があるかどうか?」とされるような気もするが・・はてさて、はたしてそうなのだろうか? あくまで個人的にだが、ここに関してはちょっと違う意見を持っている。

そもそも歴史的に、日本における寄付とは、誰かを介してではなく自分が直接行うものだったのでは? それがいつのまにか、海外のドネーション文化へ追随する形で、組織やシステムを通じた『間接的な善意』へと変化してきたように感じられてならないのだ。

とくに経営者は、何かのイベントや事業を介して、その収益を他の団体へ委ねるような手抜きをすべきではないと考える。自らが病院や学校を建てたり、インフラを整えたりと・・いくらでも直接的手段はあるはずで、もしもそこに、法律や経理上の弊害があるなら、べつの団体を立ち上げて支援しても良いので、方法はいくらでもあるわけだ。

既得権益事業でもない限り、そもそも経営者には、国や常識なんて あてにしない姿勢が求められるが・・とにかく何事も他をあてにしたり介したりせず、あくまで直接が基本。自分のやりたい事があるのなら、分業なんか好ましくないのは当然の話。仕組みとかシステムといったマジックは、自他ともに歪みを生み出すものでしかないし、ましてやそこに純粋さを求めるのは現実的じゃないとさえ思える。