読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

中国株式市場 40%が取引停止

ロイター通信によると、中国では、時価総額で320兆円相当、株式市場全体の約40%の銘柄が取引できなくなってるらしい。内訳としては・・上海証取 353銘柄(全体の32%)深圳証取 970銘柄(全体の55%)の取引停止との事だ。これを受けて、世界同時株安の様相を呈してきてるが・・これは先日予測した「嫌な感じ」とも一致する出来事と言えるかもしれない。

最近の中国株は、実体経済の成長度合いが低下してるわりには値が上がりすぎていた。よって、このような事態は十分予見できた気もするが、この他にも、目に見えるものだけで・・ギリシャプエルトリコの破綻危機も待ち構えてるし「潜在的には、少し前に話題になったイタリア・スペインの経済も上向いてる感じはなし。中東の騒乱も今後どのような結末を迎えるのか予測できない状況にも変わりなし。」といったところだろうか。

エネルギーと科学技術の変遷が、各国のパワーバランスにも大きな変化をもたらすのは歴史の常である。いま世界で起こっている シェールガスおよび医療の変革、IT・自動車・家電などの技術革新は、今後、産業構造だけでなく、これまで大国と呼ばれた 欧州・ロシア・中国といった米国以外の国の衰退。そして、贅を極めた産油国の有様を根底から覆す要素を持ちえる。

こういった現実は、やがて水面下で徐々に顕在化してくるのだろうが、その過程と結果がどのような変遷を辿るか? については、おそらく誰も正確には読み取れないと思われる。いずれにしろ、なるべくならソフトランディングが望まれるが、連鎖と波及で成り立つ経済という代物は、なかなか希望通りにはいかないもの。あまり過激な事態にならないことを祈るばかりだが。