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東芝の不適切会計に経営陣の組織的関与

「上司に逆らえぬ企業風土があった」と第三者委員会に指摘された 東芝の水増し会計。水増し利益の内訳は、インフラなどが477億円。パソコンやテレビなど592億円。半導体の在庫360億円。さらに悪質な【取引先に請求書の発行を遅らせてもらう】意図的経費の先送りが88億円となっている。

調査委は、不適切会計の理由を、当時社長だった西田氏と佐々木氏にくわえ、それ以前の経営トップらも加担して「売上高や利益などに“厳しいチャレンジ”を課し、部下たちへ強いプレッシャーをかけたため」としていて、その根拠を「不適切会計が多くの事業部門で同時並行的かつ組織的に実行されてたからだ。」と述べてるが・・こんなのはあまり珍しくもない事象に思える。

ライブドアの例をあげるまでもなく、これまでにも数多くの企業が、これと同じ嫌疑、もしくは手口で話題となってきた。当時の東芝は、主要事業を、家電から原子力へシフトしたばかり。そこへ福島原発事故があり・・どうしても株価を維持しておきたい事情があったと推測される。

さて、今回は逮捕・収監者が出るのだろうか? あえて企業名は列挙しないが、過去には同じ違反・犯罪でも、断罪の度合いに天と地の差があったのは事実であろう。日本はまだまだ、あらゆる面でダブル・トリプルスタンダードが横行する国。それは安保法案解釈どころの騒ぎじゃないのだが・・そこら辺はあまり話題にはならないようである。