「原爆の日」戦後70年の節目にあたり

今日、広島は70回目の「原爆の日」を迎えた。そして、今年は戦後70年の節目の年でもある。平和を訴えるのはもちろん大切だ。これは世界で唯一、原子爆弾が投下された日本の役目と言えるかもしれない。しかし同時に、もうそろそろ勝者の創作ではない、真の歴史を皆が知るべき時期にも差し掛かってるのではなかろうか。

ASEANやインドなどで語られる 戦争のきっかけ及びその過程、戦中における日本人の実体は、私達が知る世界観とはまったく異なっているし、トルコや中東などの歴史学者が述べる世界史もまた、欧米の常識とは完全に一線を画すものなのだ。

こういった事は、学校の授業や国内の書物・メディアからは知る由もなく、自ら調べるなり、現地で実際に話を聞くなりして、自ら確かめてみるしか手はないが・・是非とも今の若い方には、欧米以外の歴史にもふれてもらって、自らの総合的判断の中にこそ真実を見いだしてほしいと願うばかりである。

そうすれば、平和を願うばかりでは平和は手に出来ず・・当時と同じような状況になれば、再度 否応なしに同じ事態へ陥ってしまう事も自ずと理解されよう。エネルギーも産業も大きく様変わりしつつある昨今・・世界が混迷期に入りつつあるのは歴史の必然。ならば、戦争の危機は、むしろ若い方々にこそ《今そこにあるリアルな現実》として、とらえてもらう必要があるのではなかろうか。