ますます極端化する社会

これは前々から言われてきた事だが、最近は研究者の間でも『植物油・・とくにサラダ油が、認知症など、さまざまな体の不調を引き起こす原因ではないのか?』 との議論が本格化してきてるらしい。これまで政府・企業・学者・メディアなどが一体となって、大キャンペーンをはり「サラダ油は健康に良い」というイメージマーケットを作り上げてきた日本にとって、これはたいへんな事態である。

発表や論文によると、サラダ油の摂取により、体内にアルコールの一種とアルデヒドなどの化合物が出て神経毒を発生させ・・これが認知症など、多くの病を誘発する可能性が指摘されてるわけだが・・国内では、お菓子から調味料まで、多くの加工食品に植物油が使われており、これを一気に動物性油に変えるなんて、まず不可能に近い話にも思えるからだ。

また、変な話・・この国には、一度発表した事に関して「後にそれが間違いだったとわかっても、なかなか訂正しない習慣がある」ことも見て取れる。もはや国際的に認められた “ダイオキシンの害に対するデマ” の例を挙げるまでもなく、挙げたらきりがないほど《科学者にとっては当たり前の事実が、世間ではまったく認知されていない事象》にはいとまがない。

最近のNHKの「極端化する気候」という微妙な言い回しや、安保法案における朝日放送とTBSの《報道の公平性を無視した偏重傾向》などは、その代表例かもしれないが・・さて、世間はこの成り行きをどう治めるのだろう。米国が『食事と血圧などは無関係』とした時のように、完全になかったことにするのか? はたまたNHKのように、言葉のマジックを駆使して徐々にフェードアウトしてゆくのか? それとも「今までの見解はすべて間違いでした」と潔くカミングアウトするのか? 気候だけでなく、ますます極端化する社会が今後どう対処してゆくのかにも注目である。