パリで同時多発テロ。銃撃相次ぎ人質多数

フランス・パリ中心部の飲食店や競技場近くで複数のテロが起こり、銃撃事件などが相次いでるようだ。60人ほどの死者が出たとも、コンサートホールで100人の人質が取られてるとの情報もある。

レストランでの自動小銃乱射。劇場での人質をとった立てこもり。オランド仏大統領も観戦していた、サッカー代表フランス対ドイツ戦があった競技場入り口付近での爆発などが伝えられ・・非常事態宣言も出されている。一日も早い、治安の安定と亡くなられた方々のご冥福。けが人の回復を祈りたい。

それにしても、欧州の歴史は複雑である。「アラビアのロレンス」の例を挙げるまでもなく、それは戦争・調略・占領などの繰り返しだった。島国育ちの私達には、到底理解不能だが、きっとここには、陸続きゆえの欧州同士による生き残りや競争原理なども働いていたのだろう。

しかし、旧オスマン帝国側・・つまり第一次世界大戦終了後に、トルコ・シリア・サウジアラビアなどに分断されたほうからすれば、異なる理屈もあるに違いないわけで・・最近では、難民を一切受け入れず、メイドなどに虐待を行ってきたサウジの有様が明るみに出て批難の的になってたりもする。

いずれにしろ、あまりにも根が深く、解決の糸口さえ見いだせそうもない 欧州対世界の関係性。テロと占領、経済や武力を柱とした力による問題解決は今後も続く公算が高い。とくに米国が、その目を国内のみへ向け出した昨今では、欧州の立場もますます難しくなりつつあるから尚更だろう。

経済のあり方が変化し徐々に均衡も崩れつつある中で、今後は米国の一人勝ちも予想されるが、この激変に他の国々はどのように対応してゆくのか? 否が応でも巻き込まれざるを得ない私達にとっても、けしてこれは他人事ではないと思われる。