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来秋、三菱UFJ銀行が仮想通貨を発行

ついにと言うか、やはりと言うべきか? とうとう『大手銀行が仮想通貨の発行に踏み切る』 との報道があった。もちろん大手銀行の仮想通貨発行なんて事態は世界初だが、来年秋にも 三菱UFJ銀行が仮想通貨「MUFGコイン(仮称)」を一般利用者向けに【1円=1コイン】で発行する予定みたいである。

これに対する世間の反応は「外貨交換の手数料が安くなる。スマートフォンやアプリで簡単。ApplePayやGoogle Walletに対抗。」と概ね 好意的で、批判があるにしても 過去の「ビットコイン取引所 マウントゴックス倒産」の件になぞらえた “上っ面のイメージ報道” のみ。そこにあまり危機感は感じられない現状も見て取れる。

しかし じつのところ、それって大変な出来事であり、事実上は『日本最大のメガバンク 三菱UFJ銀行が完全に外資になった』ことを意味しており【三井住友銀行がシティーの代行になった】と同じく、これらは「もはや純粋な日本の銀行は存在せず、すべて外資になりつつある」そんな来るべき未来と今起こりつつある象徴的な事象を示す出来事と言えるのではなかろうか。

国家間の債券や資金のやり取りへ准じる形で、やむなし! との経緯もあろうが、やはりちょっと日本の銀行は無力すぎる気もする。昔から “国の金融関連防御策” へ頼りっぱなしで存続してきた感のある 銀行・証券・生命保険会社だが、もうそれも完全に瓦解してしまったようだ。そろそろ日本独自の預金保証制度とか・・そういった神話も終焉を迎える心構えが必要な時期かもしれない。