女性初の東京都知事と受動喫煙

小池百合子氏の都知事就任により 新たな都政が動き始めた。

都知事は “初登庁” の際に「都議会各会派へ挨拶まわりする」のが恒例行事だそうだが・・一般企業なら 新しい社長へ幹部のほうから挨拶へ出向くのが普通であり、こういった慣例からも「いかに都議が偉そうなのか? 」も窺い知れる次第である。

しかし、せっかくトップが出向いたのに「都議会のドンと呼ばれる自民党の内田茂 都連幹事長」や政調会長は不在。川井議長に関しては、都知事に説教したり写真撮影も拒否する始末で・・こういった  “あからさまな嫌がらせ” や 偉そうな態度は、日頃、ご主人やまわりの高齢者から散々そうされて辟易してる「世の女性たちから多大な反感を買う」のは必至。むしろ「こんなのがまだ通用する」と妄想してる前時代的な人物が東京都の中心にいる事自体に驚きを隠せないのが正直なところだ。

それにくらべて、小池都知事は「選挙中、自身に対する批判を展開してきた 丸川環境大臣」の東京オリンピックパラリンピック担当大臣就任について「いろいろとお立場もありましょうから」と大人のコメント対応をして、全国に格の違いを見せつけた形となっており・・つまり、選挙中と同じく、世の男性方の出来が悪ければ悪いほど好都合という構図がますます明らかになりつつあるわけだが・・

「女性が本気になったら男性が束になっても勝てない」ことを証明した今回の都知事選。個人的には、そろそろ男性は女性の引き立て役に徹したほうが良いのでは? とも思う次第だが・・今後は、女性初の都知事と女性オリンピック・バラリンピック担当大臣がタッグを組み【オリンピックがらみの利権渦巻く魑魅魍魎の男性たち】と、どう渡り合ってゆくのか? にも注目であろう。

ただ、ひとつ懸念材料を挙げるとしたら、これまでの慣例で「オリンピック・パラリンピック開催都市は必ず受動喫煙防止法ないしは条例を制定してきた」経緯があり・・先日、厚生省もその準備を着々と進め「受動喫煙での年間死者数が1万5000人に達した」との“馬鹿げた発表”をしたばかりである。

もちろん筆者は【学説でも諸説あり、これが定説ではなく、ただの主張の範囲を出ていない】としても、これが風潮になりブームになってる! としたら、そんなのは他のどんな分野もしくは、これまでの文化に照らし合わせてみても仕方ない事なので・・事の是非を問うつもりは全くない。

けれど世間が、あまりに欧米的《敵味方。善と悪。といった二元論》を強要しすぎて、過剰な締め付けを躊躇なく実施するようになると、ちょっと後が怖いのは否めないだろう。いわゆる “そういった空気や風” がマーケットの主流になってしまうと、次々「お酒・エコ・公害」にも同じような手法が用いられ・・ひいては人物像や趣味・性格などにも波及する可能性がある! ので、結果的に誰も望まない規制・締め付け社会が形成される危険性を秘めることにもなりうる! ということなのだ。

女性は思考も行動も柔軟で、男性とは異なり《きちんと間違いを訂正できる能力も有している》政治は結果責任! とよく言われるが、その鋭い洞察力で「いま正しいと思える事よりも、未来にとって正しい事」を選択してもらって、世間の風にも風潮・慣例にも怯まず立ち向かい、是非とも “皆が胸のすく成果” を次々挙げていってもらいたいと願うばかりである。