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内村航平選手 体操個人総合連覇

オリンピック 体操個人総合で 内村航平選手が2連覇を飾った。2位のオレグ・ベルニャエフ選手(ウクライナ)とは最終競技まで “もつれ込む熱戦” を演じ、最後の最後、大逆転で金メダルを獲得している。

しかし、こういった採点競技ではいつもの事だが・・海外メディアからは、内村選手に対し「あなたは審判に好かれてるんじゃないの?」なんて “嫌み” な質問が飛び交い、直後の国内メディアにおいても採点に関して疑問を呈する “ほのめかし報道” がいくつかみられたことは明記しておく必要があるだろう。

つまり、いくら選手がオリンピックやスポーツの理念へ忠実でも、運営側やメディアは常にマーケット重視で、金になるなら《火のないところへ煙をたてたがる》ということだが・・そんな馬鹿げた会見の最中「スコアに関してはフェアで神聖なものだった。航平さんはキャリアの中でいつも高い得点をとってきたのだから、そんなの無駄な質問だ。」と、ひときわ怒りをあらわにする人物がいたわけである。

それって いったい誰なのか? これがなんと、死闘の末に最終競技の採点結果で銀メダルになった人物。すなわち、メディアが悲劇の主人公へ仕立て上げようとした当事者 オレグ・ベルニャエフ選手だったのだ。内村選手も国内メディアのインタビューで「東京五輪は間違いなく、オレグ(ベルニャエフ)が狙ってくると思うし、オレグが取るんじゃないかな〜と今は思います。」と語ったみたいだが、これって なんとも立派なスポーツマンらしいエピソードで、メディアの思惑がはずれた事も含めて、何とも清々しい気分にさせてくれる出来事と言えるのではなかろうか。

普段、筆者はオリンピックを一切観ないが、その主な理由は・・上記のような 馬鹿げた邪推ばかりするメディアを筆頭に、白人ばかりの水泳競技など《運営側のあり方が差別的かつ見え透いており、観ていて気分を害する点》にある。けれど、このような選手たちの気持ちのよいリスペクトが感じられるなら、今後は「ちょっと観てみようかなぁ」とも思ってしまった次第である。