円建てビットコイン増加で日本も仮想通貨大国

一昔前は FX投資の宣伝ばかりだったのに・・最近は、TVでもBitcoin(ビットコイン)のCMを よく見かけるようになった。それにつれてだろうか? 知人やクライアントからも「ビットコインって どうでしょう?」と問われることが多くなった気がする。

例によって例のごとく メディアは「円建てビットコインが世界の半分以上に達した」「日本はもはや仮想通貨大国だ」と煽り立てるが、個人的には「しばらくは そんなのやめておいたほうが良いですよ」とお答えするのが常だ。

『政府が2017年4月に行った資金決済法の改正(仮想通貨の取引所が金融庁への登録制になった)円の信用度合い・FXからの流入など』理由はどのようにでもつけられる。しかし 登録制だから信用できる? といえば そうでもないし、FXは元々25倍のレバレッジなんて正気の沙汰じゃない代物。円の信用度が高いのも昔から。そんなの昨日今日始まった事ではない。

将来はどうなるか? わからないが、そもそも仮想通貨とは《自国通貨に信用がない国》が求めてたカテゴリー。経済が成熟した国では、管理やセキュリティー面に加え、川下経済まで構築した 完全な利便性へ至るまで あまり現実的ではないツールと言えよう。

その意味では 実際に、投機大好き! の米国を除けば、これまでは中国や韓国で盛んだった! のも頷けるが・・この両国では すでに仮想通貨が規制の段階へ入ったと聞く。つまり 世界的には換金手段が制限されてきており、逃げ場のない これらの国のビットコイン資金が【信用ある 円へと形を変えて流れ込んできてる】との見方もできるわけだ。

いずれにしろ、経済や金融なんて・・川上どまりなら、ただの一過性の投機対象にすぎず、川下まで行き渡ってこそ(身の回りの主要なものがすべて これで交換できて初めて)実体あるものとなるのは当然の話であろう。

とはいえ・・ビットコインだろうと、株や投資信託・FX。その他の商品だろうが、投資は個人の裁量が基本。身近な方から問われれば、筆者はそう答えるが・・世に正しさや正解などない! とくに『人のやる事・作る事』に関しては!  マーケットとは すべからく そういった類いである事は間違いないのである。