文部科学省 事務次官が連続辞任の危機

文部科学省汚職事件に揺れている。「天下りの主導や 不適切な行動が表沙汰になる危険性によって、懲戒免職相当から 引責辞任の形を取らざるを得なかった」とされる 前川喜平氏に続き、戸谷一夫 “現職”事務次官と・・2人連続での文科省トップ辞任! も避けられない情勢である。

息子合格の見返りに 東京医科大学補助金選定の便宜を計らった 受託収賄罪で逮捕。JAXA出向中に 元コンサルティング会社役員から飲食の接待を受けた収賄容疑と・・同省の局長級幹部2人が東京地検に逮捕され、事務次官本人コンサルティング会社接待の場に同席した疑いが持たれてるなら、それも尚更のことだろう。

しかしながら これって文科省だけなのか? 旧民主党の議員 数名に加え、自民党議員まで 元コンサルタントとの関係が囁かれており、検察がやる気になれば 他の省庁関係者にも同様の事態が次々明るみになるであろう事は容易に予測できる。

筆者のようにコンサルタント業を長くやってきた人間からすると、政治や行政の場には前述のような怪しい人物が必ず多数暗躍してるのは もはや常識と言える。すなわち問題は、それが表沙汰になるかどうか? に尽きるということだ。

もし過剰接待を収賄! と判断するなら、製薬会社の医学関係者への接待・便宜供与の数々も同等なのは当たり前の話。米国の影響で製薬会社も表立って、これができなくなってきた! のが 今の流れなのに・・政治家や官僚には、過去の習慣によって 感覚麻痺を起こし、いわゆる時代錯誤に陥ってる人物が まだまだ多いということだろうか。彼らが 多くの同僚や関係者の逮捕を目にして〈そういった事実を認識〉し「もう 甘い汁は吸えないなぁ」と実感した時、現状の汚職も徐々になくなるような気もするが。

けれど それは同時に〈汚職に関する 新たな手法が編み出される〉ことをも意味するように思う。AIやioTの実用化によって、古い職がなくなり 新たな職が創出されるが如く、人間の性や その地位や立場における癖も、そうそう安易に転換できるものではない。表面上の形が変わったように、世の中が変わったように感じても、当分 中身はそのまま! で横へと移動してゆく。これが世の常なのである。